ガラクトオリゴ
ガラクトオリゴ糖は母乳に含まれる「6´-ガラクトシルラクトース」を主成分としているオリゴ糖です。
とくにガラクトオリゴ糖は乳児がビフィズス菌を作る材料になることで有名です。ガラクトオリゴ糖は消化器官内部でビフィズス菌を増加させる効果があります。
オリゴ糖の中でも整腸作用が強く、私たちになじみが深いオリゴ糖といっていいでしょう。
またガラクトオリゴ糖は熱や酸に強く、胃や小腸で消化されず、大腸まで達します。そこで善玉菌のエサになることで腸内環境を改善する効果があります。
このガラクトオリゴ糖は特定健康食品として、その整腸作用に関する効果が認められており、便秘解消、ミネラル吸収力アップなどさまざまな健康食品に用いられています。
甘味はショ糖の30%から40%程度とほんのりとした甘味がありますが、低う蝕性といって虫歯菌(ミュータンス菌)を増殖の要因になりません。