オリゴ糖
オリゴ糖とは糖類の一種で、単糖類が2〜10個程度結合して出来たものを総称して呼びます。それ以上結合したものは一般的に多糖と呼ばれることが多いようです。
オリゴというのはギリシャ語で「少ない」を意味し、オリゴ糖が単糖が数個単位で結合したものであること(=少糖類に分類されます)から来ています。
オリゴ糖は他の糖類に比べて消化されづらいため大腸まで届いて善玉菌のエサになります。
オリゴ糖を食べた善玉菌が活性化し腸内をきれいにするため、オリゴ糖には腸内環境改善効果や便秘解消効果が期待できます。母乳で育った赤ちゃんが、人工乳で育った赤ちゃんより下痢などの病気にかかりにくいのは母乳に含まれているオリゴ糖が一役買っています。
他にもオリゴ糖の吸収されずらい特質を生かしてカロリーオフの甘味料として活躍しています。またオリゴ糖の一部に虫歯を予防する作用があるものもあります。(キシリトールなど)
オリゴ糖の生成方法は、主に天然成分に含まれているオリゴ糖を抽出する方法と天然成分に酵素を加えてオリゴ糖を合成する方法があります。
オリゴ糖を生成する原料によって、異なる種類のオリゴ糖が出来、その効果にも違いがあります。健康管理のためにオリゴ糖を摂取しようとする方は、自分の目的にあったオリゴ糖を選んで摂取することが重要になります。
この「オリゴ糖について」のカテゴリーでは、オリゴ糖の効果を中心に詳述していきます。